メインイメージ
ホーム新着情報活動報告提言・レポート温泉統計書籍・文献会員リスト会員発用語集
HOME > 活動報告 > 「2015年度第3回温泉まちづくり研究会」を開催しました(2月26日)

温泉統計

「2015年度第3回温泉まちづくり研究会」を開催しました(2月26日)



2016年2月26日(金)、当財団会議室で2015年度第3回温泉まちづくり研究会が開催されました。概要は以下の通りです。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
開会の挨拶

1. 開会
2. 挨拶 金井啓修氏(温泉まちづくり研究会 副代表)
     桑野和泉氏(温泉まちづくり研究会 副代表)
3. 議事
  (1) はじめに:企画の趣旨
        梅川智也(温泉まちづくり研究会 事務局長)
      堀木美告(温泉まちづくり研究会 事務局次長)
    (2) 基調報告
        温泉地における雇用の現状と課題 -草津温泉を例にして
        株式会社中沢ヴィレッジ 代表取締役会長   中澤敬氏
   (3) 話題提供1
        旅館専門求人サイト「旅館求人コム」の取り組み
        株式会社プライムコンセプト 代表取締役社長 的場弘明氏
        話題提供2
        これからの温泉地の旅館に必要となる人材像と対応策
        跡見学園女子大学 観光コミュニティ学部 教授 松坂健氏
  (4) 会員温泉地からの報告
        各温泉地の雇用・人材に関する課題と対応策
  (5) 意見交換
  (6) 次年度の進め方
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

 今回のテーマは「温泉地の雇用と人材」。以前から、この研究会で議題にたびたび上がっていたテーマの一つです。交流人口を活発化するにしても、受け入れる地域側にそれを下支えする一定の労働力が確保されていることは不可欠と言えます。

 最初に基調報告として、以前から当研究会で今回のテーマについての投げかけを行っていた株式会社中沢ヴィレッジの中澤敬代表取締役会長から、改めて問題提起とともに、草津温泉での雇用の現状と課題についてのお話がありました。
 中澤氏は「生産年齢人口が確実に減少する中、人手不足に悩むのは我々の業界だけではない」として、他の業界と比べた宿泊・観光業の位置づけや給与ベース、待遇について改めて見直す必要があると指摘しました。
 草津町では働く両親をサポートするため、4月から土曜の学童保育を開始するほか、シングルマザー・ファザーを観光地の働き手として取り込むべく、町営住宅の入居条件の緩和も検討されているそうです。また、中澤氏は「外国人の積極的な登用も視野に入れる必要があるが、単に労働力としてではなく、互いにとってwin-winな関係とは何か、きちんと考えることが大事」と語りました。


2015-3kaijo.jpg    2015-3nakazawa.jpg



 続いて2名の講師の方からテーマに関する話題提供が行われました。1人目は旅館専門求人サイト「旅館求人コム」を運営する株式会社プライムコンセプトの的場弘明代表取締役社長からの報告です。
 同社はホテル・旅館専門のコンサルティング会社で、全国500施設以上のサポート実績があり、その経験をもとに旅館専門の求人サイト「旅館求人コム」を2015年4月に立ち上げました。現在約500施設が登録、約1200人の求人数が掲載されており、現在の内定率は80%に達しています。
 登録会員の男女比は男性56%、女性44%と男性がやや多く、年代別では20代が47%と最も多く、10代と合わせると55%と過半数を占めています。意外と多いのが40代の21%で、仲居職のニーズがあるためと見られます。的場社長は「他業界への人材流出を防ぎ、旅館業界で働くことが幸せとなるようにしたい」と同サイト立ち上げの動機について語りました。


2015-3matoba.jpg
 
 2人目は跡見学園女子大学観光コミュニティ学部の松坂健教授です。会場には「ホテル旅館業界における人材不足問題における人材不足問題を考えるためのドリル集」と題したプリントが配布されました。
 「人員不足を解決するには時間給はいくらにすればいいのか?」、「経営者の仕事は今と昔では何が違うのか?」など、シンプルでユニークな設問と回答欄が並びます。参加者の方々に空欄を埋める答えを考えてもらいながら、問題点を浮き彫りにしていきました。


2015-3matsuzaka.jpg

 続いて、会員温泉地の皆さんから、各地の雇用状況や人材活用についてさまざまな観点から報告、お互いの温泉地に対する質問や悩みの共有が活発に行われました。
 最後に梅川智也事務局長からは「今日の話をベースに、雇用に関してよい取り組みをしている事例を、ベストプラクティスとして共有したい」という話がありました。







Googleブックマーク yahooブックマーク はてなブックマーク




>